手拭い(てぬぐい)の生地選び、専門用語ばかりで悩みますよね。 これらは一言で言うと「生地の目の細かさ」と「糸の太さ」によるランク(種類)の違いです。
手拭いの生地は、大きく分けて「細い糸(岡系)」と「太い糸(文系)」の2つの派閥があります。
細い糸・サラサラ派
岡(おか)
特岡(とくおか)
太い糸・フカフカ派
文(ぶん)/ 総理(そうり)
特文(とくぶん)
岡(おか)
現在の手拭いで最も広く使われているスタンダードな生地です。
- 質感: 糸が細く、生地の目が詰まっているので、表面がサラッとしていて滑らかです。
- 見た目: 目が細かい分、染色の柄(特に細かい線やデザイン)がキレイに表現できます。
- 用途: 普段使いのハンカチ代わり、お土産、企業のノベルティなど、万能に使われます。
特岡(とくおか)
「岡」よりもさらに上質な生地です。
- 質感: 岡と同じ細い糸を使っていますが、さらに密度を高く(本数を多く)織っています。そのため、岡よりもさらに手触りが良く、コシがあります。
- 見た目: 非常にきめ細かいため、繊細なデザインの染色に最適です。
- 用途: 贈答用、タペストリーとして飾る用、高級な剣道用手拭いなどに使われます。使えば使うほど柔らかく馴染みます。
特文(とくぶん)
「文(ぶん)」または「総理(そうり)」と呼ばれる、昔ながらの太い糸を使った生地の上位版です。
- 質感: 岡や特岡に比べて糸が太いため、ふっくらとしていて厚みがあります。通気性が良く、ざっくりした素朴な風合いです。
- 吸水性: 糸が太い分、水をよく吸います。
- 用途: ガシガシ洗って使う用途に向いています。剣道用(面タオル)として人気があるほか、汗拭き用、祭りのハチマキなどに最適です。